鶏卵・豚肉相場情勢
【豚肉市況についてのお知らせ】 ~価格高騰の背景と今後の見通し~2025年7月
2025-07-19
1.現状について
現在、東日本を中心とした市場では、豚枝肉(特上)の加重平均価格が1kgあたり900円を超える水準となっており、昨年同時期と比べて大幅な上昇が見られます。 また、群馬県内では今年に入り豚熱の発生が4件確認されており、これにより年間およそ5万頭分の出荷が減少し、と畜頭数も著しく減っている状況です。 群馬県産豚肉に依存していた芝浦市場では、同県産を買い求める動きが強まり、千葉県・茨城県など病気の報告が多い地域の豚肉までもが高値で取引される状況となっています。
2.価格上昇の背景(要因)
今回の価格高騰は、以下のような複数の要因が重なって発生していると考えられます。
・飼料価格の高騰により、豚肉生産コストが上昇していること
・群馬県での豚熱発生により、と畜頭数が大幅に減少していること
・関東方面では、豚熱とは異なる感染症も散発していること
・国産豚枝肉の価格は夏場にピークを迎えるが、今年は6月早期からの猛暑で想定以上の生育不良が発生していること
・国産豚枝肉の価格は夏場にピークを迎えるが、今年は6月早期からの猛暑で想定以上の生育不良が発生していること
・消費者需要が牛肉から豚肉へシフトしていること
等です。
3.今後の見通し
業界内では、こうした状況がしばらく続くとの見方が強く、特に9月いっぱいまでは高値が維持される可能性が高いとされています。 また、飼料価格や疾病リスクの先行きが見通しづらく、国産豚肉の価格は今後も不安定な動きを見せる可能性があります。


