鶏卵・豚肉相場情勢
平成29年8月の鶏卵相場情勢
2017-08-14
例年ですとお盆にかけては動きが見えるのですが、今年はパッとしません。
直近では今週一段下げましたが、このまま進むようです。
ただ現状では各産地ともに在庫過多、特に小玉の増加が重荷になっているようです。
猛暑予報とは言え、昨日は別としてここまでの4週間は台風の影響で気温は抑え気味に推移した都合上、産卵には大きく影響もせず成績もあまり落ちていません。
結果として、各産地も増羽意欲が強く、6月までの集計では東日本で114%となっています。
そんな中、販売も芳しくない中在庫が増加していると推測されます。
しかし、この卵価では加工筋も割卵に手を出しにくく購買を控えているようです。
但し、盆明けは慣例もあり勢いづかせる面もあるので、“無理な上げ“ があると思われます。
幸いなことは6月は前年を下回りましたが、16か月連続で前年を上回っています。